「コーヒーは水分補給にならない」ってそれホント?
ねむりねこです。
前回まで水分補給の話をしていましたが、
水分補給といえばもう一つ、気になってたことがあります。
それは、
「お茶とかコーヒーは、水分補給にならないの?」
ということ。
特に最近、そういう論調をよく気がします。
かくいう私もなんだか気になっちゃって、カフェに行ってもお水も一緒に貰ったり、コンビニに入ってもお茶を買わないで水を買うようになったりしてましたが、
よく考えると、「それ、本当??」という気もします。
だって、お茶もコーヒーも、殆ど水分じゃん!!
水分補給にならないというなら、あの水分はどこに行っちゃうのでしょう。
よく言われるのは、「含まれてるカフェインの利尿作用で水分が出ちゃうので補給にならない」ということですが、、
そんなに尿、出る???
というわけで調べてみました。
早速見つかったのはこちらの記事。
コーヒー200mLを4杯、3日間摂取し、体水分量、尿量を測定したところ、同量の水を摂取した場合と差はありませんでした。
ほら、やっぱりね!!
「そりゃ、コーヒーを販売してる会社なんだからそう言うでしょ」
というご意見もあるかもしれません(前回のポカリのときに言われた)。
他の記事も見てみましょう。
カリフォルニア大学デービス校メディカルセンターの公認栄養士Marie Baroneは、1日数杯のコーヒーを飲むくらいでは、脱水症状にはならないと言っています。コーヒーの大部分は間違いなく水分で、その水分は毎日の水分摂取量に含まれます。「the Journal of Human Nutrition and Dietetics(栄養学に関する冊子)」に載っていた研究では、カフェインを含む飲料の適度な摂取によって、摂取した以上に体内の水分が消失されるという証拠はないことがわかりました。
ほらー。
もうひとつ。
米国医学研究所(IOM)は水分や塩分補給に関するガイドライン「Dietary Reference Intakes for Water, Potassium, Sodium, Chloride, and Sulfate(2005年発表)」の中で、コーヒーや紅茶といったカフェイン含有飲料も、日常的に1日当たり200〜400ミリグラム程度(緑茶1〜2リットル)のカフェインを摂取している人にとっては水分補給源となり、脱水症状などの悪影響も与えないと明言しています。
ね。
と、いうわけで、
お茶やコーヒーもちゃんと水分補給になるということですね!(^^)
最後に引用した記事にも書いてますが、
コーヒーやお茶であることを気にして飲まない方が、結果的に水分補給にはよくなさそうです。
これからは安心して、飲みたいものを飲むことにします!
(もちろん、冷たいものの摂りすぎとか、カフェインの摂りすぎには気をつけつつ)
それでは、また次回♪