動物性脂肪は体に良い?悪い?結論は当たり前のところに!
ねむりねこです。
前回、背脂ラーメンを食べたのをきっかけに
「豚の背脂は身体にいいのか」
「動物性油脂は身体にいいのか」
ということが気になって調べはじめたのですが、
調べていくうちに、
という疑問が生まれたので、今回はそのお話です☆
■脂肪酸とは?
そもそも「脂肪酸」って何?
脂肪酸は脂質を構成する重要な成分で、食品中の脂肪の9割が脂肪酸でできています。肉の脂肪、牛乳の脂肪、魚の油、植物油など一見違った脂肪に見えますが、その成分はほとんど脂肪酸です。
(略)
脂肪酸には多くの種類がありますが、大きく飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられ、不飽和脂肪酸はさらに一価不飽和脂肪酸と多価不飽和脂肪酸に分類されます。
出典:脂肪酸とはどんな物質? - よくある質問 - 財団法人日本食肉消費総合センター
ふむふむ。
つまり、乱暴にいえば
脂肪≒脂肪酸と思っててよさそうです。
じゃあ、飽和とか不飽和って??
脂肪酸は、飽和脂肪酸と、不飽和脂肪酸に大別されます。 飽和脂肪酸は、一般に固形で乳製品や肉などの動物性脂肪に多く含まれています。(略)不飽和脂肪酸は、常温では液状で、植物油に多く含まれています。
出典:飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸とは何ですか?|お客様相談窓口|植物のチカラ 日清オイリオ
なるほど。
つまり、またまた乱暴に言えば
動物性脂肪≒飽和脂肪酸
植物油≒不飽和脂肪酸
ということのようです。
(※これは間違っていることが後程わかりました・・)
あ、あと魚の油も基本、不飽和脂肪酸みたいですね。
さて。
それじゃあ、それぞれの油は体に良いのか、良くないのか、という話ですが、
このサイトを見ると
「飽和脂肪酸」はとりすぎると血液中に悪玉コレステロールを滞らせ、動脈硬化の原因となる脂肪酸です。つまり「飽和脂肪酸」を控え「不飽和脂肪酸」に置き換えることが、私たちの健康につながるのです。
出典: 必要な栄養素、脂質(飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸)の適切な摂取量とは? | NHK健康チャンネル
こんなこと書いてますが・・
一方、ここではこのように書いてあります。
誤解されているのが「飽和脂肪酸はコレステロールを増やし、不飽和脂肪酸はコレステロールを減らす」ということ。脂肪酸の研究が進むにつれ、飽和脂肪酸にも牛肉に含まれるステアリン酸のようにHDLの働きを促し、LDLを減らすものが見つかっています。また牛肉や豚肉、オリーブ油などに多い一価不飽和脂肪酸のオレイン酸には、多価不飽和脂肪酸のリノール酸と同じようにコレステロール降下作用があることが判明。
出典:飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸、どこが違う? - よくある質問 - 財団法人日本食肉消費総合センター
なお、このサイトには続きのコラムがあって、こう書いています。
バターやラード、ヘッドなど動物性脂肪は飽和脂肪酸、植物油は不飽和脂肪酸と決めつけがちですが、牛肉やバター、鶏卵など動物性脂肪にも不飽和脂肪酸は含まれていますし、植物脂肪でもヤシ油などはほとんど飽和脂肪酸でできています。
動物、植物、魚類由来の脂肪には、それぞれ異なった種類と量の脂肪酸が含まれているので、これらの食品をバランス良く食べる必要があるのです。動物性脂肪だからダメ、植物性脂肪だからいいというものではないのです。
出典:動物性脂肪より植物性脂肪の方が健康にいい? - よくある質問 - 財団法人日本食肉消費総合センター
『動物、植物、魚類由来の脂肪には、それぞれ異なった種類と量の脂肪酸が含まれているので、これらの食品をバランス良く食べる必要があるのです。動物性脂肪だからダメ、植物性脂肪だからいいというものではないのです。』
うん。
そりゃそうだよね!!
というわけで、
ねむりねこ的結論は、「動物性脂肪も植物性油脂も、バランスよく摂ろう」という、当たり前のところに落ち着きました(笑)
~おまけ~
ちなみに、どちらのサイトでも、
日本人の食事摂取基準でも「飽和脂肪酸」は、脂質全体の3割以下に抑えることが望ましい
飽和脂肪酸(S = Saturated fatty acid)、一価不飽和脂肪酸(M = Monounsaturated fatty acid)、多価不飽和脂肪酸(P = Poly un-saturated fatty acid)の比率が3 :4 : 3であることが望ましい
実は言ってること同じ!!(笑)
書かれてる「意見」を鵜呑みにする前に、
その根拠になる事実を見るって、大事ですね!
それでは、また次回♪